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CFDと株式投資の違い
株式投資とは
株式投資は、企業が発行する株を購入して、配当金や株価の変動で利益を上げるものです。
CFDと株式投資には、どのような共通点と相違点があるのか調べてみました。
CFDと株式投資の共通点
CFDと株式投資は、以下の2点で共通しています。
- 投資対象が株式
- 配当金・分配金がつく
1.投資対象が株式
CFDは様々なものに投資できますが、株式も投資対象の1つです。
2.配当金・分配金がつく
株を保有していると、配当金や分配金がつきますが、CFDも権利調整額という名目で配当金・分配金相当額が投資家に支払われます。
CFDと株式投資の相違点
CFDと株式投資には、相違点が7つほどあり、共通点よりも相違点のほうが多いです。
- 株式投資は投資対象が株式のみ
- 株式投資は買いからしか入れない
- 株式投資はレバレッジ制度がない
- 株式投資は取り引き時間が限られている
- 株式投資は株主優待がつく
- 株式投資は国内の銘柄数が多い
- 株式投資は国外の銘柄数が少ない
1.株式投資は投資対象が株式のみ
株式投資は当然、投資対象が株式だけですが、CFDは株以外にも様々なものに投資できます。
この違いは、CFDが有利です。
2.株式投資は買いからしか入れない
株式投資は、買いからしか入れませんが、CFDは売りからも入れます。
この違いも、CFDが有利です。
3.株式投資はレバレッジ制度がない
株式投資は、購入する株に対して、全額証券会社にお金を預けなければいけませんが、CFDではレバレッジ制度を採用しているため、小額の資金で多くの株式を購入可能です。
この違いも、CFDが有利です。
4.株式投資は取り引き時間が限られている
株式投資は取り引き時間は、平日9:00~11:30と12:30~15:00(東証の場合)です。
一方、CFDはほぼ24時間取り引き可能です。
この違いも、CFDが有利です。
5.株式投資は株主優待がつく
株式投資は株主優待がある株を保有していると、当然株主優待がもらえます。
一方、CFDは株主優待がつきません。
この違いは、株式投資が有利です。
6.株式投資は国内の銘柄数が多い
日本の証券会社で株式投資をする場合、日本の取引所に上場している企業すべての銘柄を購入できますが、CFDは購入できる銘柄が限られています。
この違いは、株式投資が有利です。
7.株式投資は国外の銘柄数が少ない
日本の証券会社で国外の銘柄に投資をする場合、アメリカや中国などで上場している企業の株は、それほど取り揃えていません。また、日本の証券会社では手数料が割高になりますが(楽天証券は1取引あたり税込27ドル)、CFDだと、1株当たり0.05ドル前後の手数料です(銘柄により異なります)。
この違いは、CFDが有利です。
まとめ
個別株への投資は、トレードスタイルによって、CFD、株式投資のどちらがベストか別れます。
株式投資が向く場合
・日本の株式に株主優待狙いで長期投資をしたい
・日本のマイナーな銘柄にも積極的に投資したい
CFDが向く場合
・取引時間を気にせず投資したい
・少ない資金で参加したい
・国外の個別株に投資したい
・売りから入りたい
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