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CFDとETFの違い
ETFとは
ETFは、Exchange Traded Fund(証券取引所で取引される投資信託)の略称で、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった株価指数や、その他特定の指数に連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。
CFDとETFには、どのような共通点と相違点があるのか調べてみました。
CFDとETFの共通点
CFDとETFは、以下の点で共通しています。
- 投資対象のいくつかが重複している
1.投資対象のいくつかが重複している
CFD、ETFとも株や債券、不動産など様々なものに投資できます。
国内外の株価指数やREIT、それに金や原油などのコモディティは共通の投資対象です。
CFDとETFの相違点
CFDとETFには、相違点が5つほどあり、共通点よりも相違点のほうが多いです。
- ETFは保有している間、コストがかかる
- ETFは買いからしか入れない
- ETFはレバレッジ制度がない
- ETFは指定した価格で購入できない
- 株に関連したETFが多い
1.ETFは保有している間、コストがかかる
ETFは、売買手数料がかかるだけでなく、保有中もETFの管理費用として、信託報酬がかかります。
信託報酬は、ETFの種類によって変わってきますが、投資信託よりは安く年率1%を切るものがほとんどです。
一方、CFDも売買手数料がかかりますが、保有中はコストが生じません。
この違いは、CFDが有利です。
2.ETFは買いからしか入れない
ETFは、買いからしか入れませんが、CFDは売りからも入れます。
この違いも、CFDが有利です。
3.ETFはレバレッジ制度がない
購入するETFに対して、全額証券会社にお金を預けなければいけませんが、CFDではレバレッジ制度を採用しているため、小額の資金で多くの商品を購入可能です。
この違いも、CFDが有利です。
5.株に関連したETFが多い
ETFは、株関連で、業種別や中小型株、世界の様々な国の株など、様々なカテゴリがあります。
そのため、自分の好きなカテゴリの商品を買えます。
一方、CFDは個別株を除外すると、株関連の商品はETFほど多くのカテゴリが存在するわけではありません。
この違いは、ETFが有利です。
まとめ
個別株への投資は、トレードスタイルによって、CFD、ETFのどちらがベストか別れます。
ETFが向く場合
・株関連のさまざまなカテゴリに投資したい
CFDが向く場合
・少ない資金でより多くの利益を得たい
・売りから入りたい
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