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CFDとは
CFDとは
CFDとは、Contract For Differenceの略称で、日本語では、差金決済取引と訳されています。
差金決済取引とは、あるものを売買する際、売買後の差損益額についてのみ、取引することです。
CFDのレバレッジ制度
例えば、通常50万円の現物株を買おうと思ったら、50万円を用意しなければ購入できません。
一方、CFDでは投資対象の売買に必要な証拠金(投資対象の1/5~1/20程度)を証券会社に収めておくだけで、売買できます。
このように、少ない証拠金で取引することをレバレッジをかけるといいます。
例えば、
投資対象価格の1/2の証拠金で取引する場合は、レバレッジ2倍
投資対象価格の1/3の証拠金で取引する場合は、レバレッジ3倍
投資対象価格の1/5の証拠金で取引する場合は、レバレッジ5倍
となります。
CFDでは、レバレッジをかける際に、手数料や金利などは必要ありません。
無料で利用できます。
利用方法も簡単で、証拠金の額を投資対象価格よりも少なくするだけで、自動的にレバレッジをかけたことになります。
ただし、証拠金以上の含み損が出た場合、強制的に決済されますので注意が必要です。
強制決済されるラインは
レバレッジ2倍:購入時よりも約50%下落
レバレッジ3倍:購入時よりも約33%下落
レバレッジ5倍:購入時よりも約20%下落
です。
強制決済には注意が必要ですが、適度なレバレッジをかけて投資することで、より高いリターンを得ることができることも、CFDの魅力の1つです。
CFDの投資対象はFXの何でもあり版
「証拠金を預けて売買を行う」という仕組みは、FX(外国為替証拠金取引)とほぼ同じです。
そのため、FXをされたことがある方であれば、違和感なくトレードを開始できます。
CFDの仕組みは、レバレッジを活用できるなどFXとほぼ同じですが、当然違いもあります。
CFDのFXとの一番大きな違いは、投資対象です。
FXは外国の通貨に投資するのに対し、CFDは国内外の個別株や株価指数、原油や金などの商品、国が発行する債券など、様々なものに投資できます。
つまり、CFDは、通貨しか投資できないFXに比べ、「投資対象は何でもあり」といえます。
詳しくはこちらです→CFDの投資対象
CFDの基本的な注文方法
CFDの注文方法は、成り行き注文、指値注文、逆指値注文の3種類です。
詳しくはこちらです→CFDの注文方法
CFDの取引時間
CFDの取引時間は、投資対象によって異なりますが、基本的にCFD業者のメンテナンス時以外は、24時間取引することが可能です。
詳しくはこちらです→CFDの取引時間
CFD取引にかかる税金
CFDトレードで利益を上げた場合、税金を払う必要があります。税率は一律20.315%で、FXなどの他の投資商品と損益通算することが可能です。
詳しくはこちらです→CFD取引にかかる税金
CFDのリスク
CFDトレードにおけるリスクは、価格調整額とレバレッジ制度です。
この仕組みを理解して、CFDを活用してください。
詳しくはこちらです→CFDのリスク
CFDのメリットを生かした投資法
CFDのメリットは、様々な商品へ投資できる、レバレッジを利用できるなどがあります。
これらのメリットを生かした投資法を紹介します。
詳しくはこちらです→CFDのメリットを生かした投資法
CFDのまとめ
CFDのメリット
・様々な対象へ投資することが可能
・ほぼ24時間取引可能なので、自分のライフスタイルに合わせて取引できる
・レバレッジを利用して、利益を大きくすることができる
・FXや先物、オプション取引と損益通算ができる
CFDのデメリット
・価格調整額が発生し、ポジションによっては支払いが必要
・レバレッジを大きくしすぎると、予想以上に大きな取引をしてしまい、損失が発生した場合に立ち直れないことも