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著者:VIXパンダ 更新日:2022年9月15日
銀スポットCFDのスプレッド・証拠金・取引時間を比較
CFDで投資できる銀スポット(XAG/USD)の特徴
銀スポット(XAG/USD)とは
銀は貴金属の代表格である金と同様、希少性が高く、宝飾品や通貨として使用されます。
さらに、太陽光パネルなど、工業用としての需要もあります。
CFD取引では、銀への投資はほとんどが銀スポットです。
銀スポットは、金1トロイオンス(=31.103 4768グラム)当たりの米ドル価格表示となっており、ロコ・ロンドン・スポット市場の取引参加者は主に世界中の銀行、証券、商社、ヘッジファンド等です。
また、XAGは「銀(SILVER)」の世界共通で用いられる通貨コードです。
そのため、多くのCFD業者ではXAG/USDと表記されています。
現物の受渡場所をロンドンとして、コスト等を含まない現物受渡価格で取引されており、その価格は様々な金取引の決済価格等に広く利用されています。
銀スポット(XAG/USD)の値動きの特徴
- 通貨と異なり、国のリスクと相関しない
- マーケット規模が金より小さく、金よりリスクリターンが大きい
- 世界経済が好調なときは軟調に推移し、世界経済が不安定になると堅調に推移
- 株や債券との相関が低い
銀の供給は、鉱山からの新規採掘とリサイクルがありますが、メインは採掘で全体の70%を占めます。
一方、NIMS(物質・材料研究機構)によると、2050年までに埋蔵量の数倍の銀が必要になると見込まれています。
2000年は5ドル台だった銀価格が、2020年には20ドル台と、約4倍に上昇しています。
銀スポットCFDの取引は、GMOクリック証券CFD・DMM CFD・サクソバンク証券CFD・IG証券CFDで可能です。(岡三オンライン証券CFD(くりっく株365)は未取り扱い)
この4社で、銀スポットCFDの取引条件を比較しました。
銀スポット(XAG/USD)取り扱いCFD業者の証拠金・スプレッドなど性能比較
銀スポットの取引に有利なCFD業者を調べるために、以下の項目を比較しました。
CFD業者 | GMOクリック証券 CFD |
DMM CFD | サクソバンク証券 CFD |
IG証券CFD |
名称 | 銀スポット | SILVER/USD | XAG/USD | スポット銀 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 10ドル | 無料 |
スプレッド※1 | 0.015ドル | 0.054ドル | 0.007ドル | 0.030ドル |
ポジション決済時の ドル円決済方法 (コンバージョンレート) |
3時間おきに 決定し、 為替手数料の 発生なし |
リアルタイムに 判断し、 為替手数料の 発生なし |
リアルタイムに 判断し、 為替手数料 0.5%発生 |
リアルタイムに 判断し、 為替手数料 0.3%発生 |
最小取引単位 | 銀スポット価格 の10倍 |
銀スポット価格 の10倍 |
銀スポット価格 の10倍 |
銀スポット価格 の100倍 |
最大レバレッジ | 20倍 | 20倍 | 20倍 | 20倍 |
最低必要証拠金※2 | 1107円 | 1107円 | 1107円 | 11070円 |
価格調整額 (買い)※3 |
1日 ‐1円 | 1日 ‐1円 | 1日 ‐5円 | 1日 ‐6円 |
最大保有期間 | 無期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
取引時間 | 標準時間↓ 月~金の 8:00 ~翌7:00 サマータイム↓ 月~金の 7:00 ~翌6:00 |
標準時間↓ 月 8:00~翌5:15 火~木 7:00~翌5:15 金 7:00~翌4:50 サマータイム↓ 月 9:00~翌6:15 火~木 8:00~翌6:15 金曜 8:00~翌5:50 |
標準時間↓ 月~金の 8:01 ~翌7:00 サマータイム↓ 月~金の 7:01 ~翌6:00 |
標準時間↓ 月~金の 8:00 ~翌7:00 サマータイム↓ 月~金の 7:00 ~翌6:00 |
表中の赤字は、他のCFD業者と比較して、特に有利な特徴です。
※1 スプレッド:銀価格(1オンス)の買値と売値の差です
※2 最低必要証拠金:1オンス=20.5ドル(1ドル=108円)で計算しました
※3 価格調整額:銀価格(1オンス)の10倍(約200ドル)保有時の金額です
銀スポットCFDの取引手数料
取引手数料は、サクソバンク証券以外のCFD業者で無料です。
銀スポットCFDのスプレッド
スプレッドは、サクソバンク証券CFDが最安値で、銀スポット価格の1倍あたり0.007ドルです。
例えば、銀スポットの価格が20ドルの時、銀スポット価格の10倍を売買するときにかかる費用は、往復0.07ドル(日本円で約8円)となります。
ただし、取引手数料+スプレッドの合計手数料は、GMOクリック証券CFDが一番低いです。
銀スポットCFDポジション決済時のドル円決済方法
銀スポットCFDは、ドル建ての商品ですので、決済時に必ず円に戻す必要があります。
その際、為替手数料が発生しないのが、GMOクリック証券CFDとDMM CFDです。
為替レートは、DMM CFDはリアルタイム、GMOクリック証券CFDは3時間おきに決定します。
銀スポットCFDの最小取引単位
最小取引単位は、GMOクリック証券CFD・サクソバンク証券CFD・DMM CFDが一番小さく、銀スポット価格の1倍です。
例えば、銀スポット価格が20ドルの時、最小取引単位は日本円で約2万円です。
銀スポットCFDの最大レバレッジ
最大レバレッジは4社ともレバレッジ20倍です。
株ほど値動きが大きくないということで、多少大きく設定できます。
銀スポットCFDの最低必要証拠金
IG証券CFDのみ、最小取引単位が大きいため、多くの証拠金が必要ですが、GMOクリック証券CFD・サクソバンク証券CFD・DMM CFDの最低必要証拠金は1万円もいりません。
銀スポットCFDの価格調整額
価格調整額とは、銀スポットCFDを保有することによって発生する調整額です。
呼び名はCFD業者によって異なり、
・GMOクリック証券CFD:価格調整額
・サクソバンク証券CFD:キャリングコスト
・IG証券CFD:ファンディングコスト
・DMM CFD:スワップポイント
です。
CFDで取引する銀スポットの場合、XAG/USDという銘柄になります。
つまり、銀スポットを買うということは、米ドルを売るということになります。
そのため、どのCFD業者で銀スポットを保有しても、価格調整額はマイナスになります。
銀スポットCFDの価格調整額では、銀スポット価格10倍あたり1日-1円のGMOクリック証券CFD・DMM CFDが一番有利です。
銀スポットの最大保有期間
全てのCFD業者で、保有期間に制限はありません。
銀スポットの取引時間
銀スポットの取引時間はGMOクリック証券CFDとIG証券CFDが一番長く、月曜~金曜の8:00~翌7:00となっています。(サマータイムは月~金7:00~翌6:00)
これらのことから、銀スポットCFDの取引は、取引手数料、スプレッド、最小取引単位、最大保有期間の点でGMOクリック証券CFDがおすすめです。
銀スポット(XAU/CFD)取引に有利なCFD業者
・銀スポットCFDの取り引きにベストな証券会社
・銀スポットCFDの売買手数料は最安レベルです
・銀スポットCFDの決済時に為替手数料が発生しません
・預けた証拠金は分別管理かつ全額信託保全で安心
・口座開設、口座維持料金とも0円で、口座開設にお金がかかりません
GMOクリック証券CFDの基本情報
スプレッド (銀CFD) |
最小取引単位 (銀CFD) |
最大保有期間 (銀CFD) |
最大レバレッジ (銀CFD) |
信託保全 分別管理 |
0.015ドル | 銀スポット価格の10倍 | 制限なし | 20倍 | あり(全額) |
口座開設手数料 | 口座維持料金 | 入金手数料 | 出金手数料 |
無料 | 無料 | 即時入金サービスは無料 | 無料 |
詳細はGMOクリック証券CFDの公式サイトでチェックしてください。
・銀スポットの保有コストは最安レベル
・最小取引単位はWTI原油先物価格の10倍と、気軽に取引できます
・銀スポットCFDの保有期間に制限はありません
・預けた証拠金は分別管理かつ全額信託保全で安心
・口座開設、口座維持料金とも0円で、口座開設にお金がかかりません
スプレッド (銀CFD) |
最小取引単位 (銀CFD) |
最大保有期間 (銀CFD) |
最大レバレッジ (銀CFD) |
信託保全 分別管理 |
0.054ドル | 銀スポット価格の10倍 | 制限なし | 20倍 | あり(全額) |
口座開設手数料 | 口座維持料金 | 入金手数料 | 出金手数料 |
無料 | 無料 | 即時入金サービスは無料 | 無料 |
詳細はDMM CFDの公式サイトでチェックしてください。
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