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更新日:2019年11月6日
投資信託におすすめの証券会社は?
この記事は
「投資信託へ投資するのにベストな金融機関を探している」
方に書いています。
1.投資信託を運用できる金融機関
投資信託を利用できる金融機関は4つに分類可能
投資信託とは、
「投資家から集めたお金を、運用の専門家が株式や債券などに投資する商品」
です。
自分のお金を投資信託で運用したいと思ったら、投資信託を取り扱っている以下の金融機関を利用します。
分類 | 代表例 |
ネット系証券会社 | SBI証券・楽天証券・マネックス証券など |
店頭系証券会社 | 野村証券・大和証券・SMBC日興証券など |
ネット系銀行※ | ソニー銀行・ジャパンネット銀行など |
店頭系銀行 | ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行など |
※住信SBIネット銀行・楽天銀行はそれぞれSBI証券・楽天証券で投資信託を購入しますのでネット系銀行から除外します
これらの金融機関はそれぞれ以下のメリット・デメリットがあります。
分類 | メリット | デメリット |
ネット系 証券会社 |
・手数料が安い (ノーロードが多い) ・投資信託の種類が一番多い |
・投資信託を自分で選ぶ必要がある |
店頭系 証券会社 |
・投資信託選びのアドバイスあり ・投資信託の種類が多い |
・手数料が高い (ノーロードが少ない) |
ネット系銀行 | ・手数料が安い (ノーロードが多い) |
・投資信託を自分で選ぶ必要がある ・投資信託の種類が少ない |
店頭系銀行 | ・投資信託選びのアドバイスあり | ・手数料が高い (ノーロードが少ない) ・投資信託の種類が一番少ない |
証券会社 VS 銀行
証券会社 と銀行で一番違うのは、投資信託の取り扱い本数です。
例えば各金融機関の最大手の会社で比較すると、下のようになります。
分類 | 代表 | 投資信託取り扱い本数 | |
証券会社 | ネット系 | SBI証券 | 2687本 |
店頭系 | 野村証券 | 1062本 | |
銀行 | ネット系 | ソニー銀行 | 239本 |
店頭系 | 三菱UFJ銀行 | 452本 |
ネット・店頭とも、銀行より証券会社のほうが取り扱い本数が多いです。
- 証券会社の本業=投資のお手伝い
- 銀行の本業=お金を貸す
なので、証券会社のサービスが充実しているのは当たり前なんですけどね。
ネット VS 店頭
ネットと店頭の違いは手数料の高さと、投資信託選びのアドバイス有無です。
まず、手数料(ノーロード※の投資信託割合)を見てみましょう。
※ノーロード:購入時に手数料無料で買える投資信託
分類 | 代表 | ノーロード本数 | ノーロード割合 | |
ネット | 証券会社 | SBI証券 | 1369本 | 50.9% |
銀行 | ソニー銀行 | 122本 | 51.0% | |
店頭 | 証券会社 | 野村証券 | 検索不可 | 検索不可 |
銀行 | 三菱UFJ銀行 | 89本 | 19.7% |
店頭よりもネットのほうがノーロードの割合が高く、50%前後ありました。
維持費がかかる店頭よりは、ネットのほうがコストを抑えられるため、私たち投資家が支払う手数料も少なくて済みます。
野村証券にいたっては、検索画面でノーロードの検索をできないようにしています。
どれだけノーロードを選んでほしくないんだろうって感じです。
次に、「投資信託選びのアドバイス有無」です。
普通は
「店頭だと、投資信託選びのアドバイスをしてくれるし、初心者向きかな」
と思うかもしれませんが、そこに大きな落とし穴があります。
資産を長期で育てていきたい投資家と、手数料で収益を得る金融機関の利害は対立します。
例えば、投資信託の購入と解約を繰り返すと、金融機関にはそのたびに手数料が入ります。
その間、個人の資産が増えたかどうかは全くの別問題です。
つまり、店頭で私たち投資家に紹介する投資信託は、手数料が高いものが多くなります。
逆に、私たち投資家側からすれば、手数料が高い投資信託ほど、資産形成には不利です。
2017年、この問題を解決するため、金融庁が手数料の明確化など7項目の原則を示し、証券会社や銀行1679社が採択しました。
それにもかかわらず、この取り組みを知っていた顧客は全体の30%で、さらに商品購入の参考にしたのは、30%のうちの20%(顧客全体の6%)だったというデータがあります。
(2018年金融庁調べ)
つまり、投資信託について手数料も含めて、投資家がわかるようにきちんと説明した金融機関は、全体の6%でした。
これでは、店頭での投資信託選びのアドバイスはあてにできません。
もし私の家族が資産運用するとしたら、店頭だけは絶対避けるように言います。
店頭の金融機関があてにできるような日が来ることを、切に望みます。
結論 ネット系証券会社がおすすめ
投資信託本数・ノーロード投資信託の割合は、ネット系証券会社が一番です。
投資信託の購入は、ネット系証券会社一択です。
どんな投資信託を買えばいいかわからないという投資初心者の方
私がそのような立場であれば、まず本屋のマネーコーナーに行き、投資信託に関連した本を読んで、一番わかりやすく書かれている本を1冊購入して勉強します。
時間がない方は、こちらでもおすすめ投資信託を紹介しています
→投資信託おすすめインデックスファンド
投資商品の配分比率についてはこちら
→理想のポートフォリオ比率を投資の達人に学ぶ
2.ネット系証券会社で投資信託の運用におすすめなのは?
投資信託の運用にはネット系証券会社がベストですが、ネット系証券会社にもいろいろあります。大手5社は以下の通りです。
証券会社 | 営業収益※ | 取り扱い本数 | ノーロード本数 | 最小注文金額 | 保有ポイント |
SBI証券 | 1921億円 | 2687本 | 1369本 | 100円 | あり |
楽天証券 | 261億円 | 2632本 | 1358本 | 100円 | あり |
マネックス証券 | 260億円 | 1180本 | 795本 | 100円 | あり |
松井証券 | 103億円 | 1052本 | 797本 | 100円 | なし |
カブドットコム証券 | 76億円 | 1120本 | 696本 | 100円 | あり |
※営業収益:2019年4月~9月(日本証券業協会調べ)
※赤字は各選択項目で1番であることを示しています。
営業収益
1位は最大手のSBI証券です。安定性を重視するならこの証券会社です。
投資信託取り扱い本数
投資信託は、SBI証券と楽天証券が同程度で、ほとんどすべての投資信託を取り扱っています。
ノーロード本数
ノーロード投資信託も、SBI証券と楽天証券が同程度で、ほとんどすべての投資信託を取り扱っています。
最小注文金額
最小注文金額は5社すべてで100円でした。
保有ポイント
保有ポイントとは、投資信託を保有した際に自動的につくポイントのことです。
■SBI証券
年率換算で0.03%~0.2%※相当のポイントを月1回もらえます
※投資信託の種類や預入金額によって違います。
SBIポイントはTポイント・ANAマイレージ・JALマイレージ・Pex・nanacoと交換できます。
■楽天証券
保有残高に応じて、毎月楽天スーパーポイントがつきます。
50万円以上~200万円未満:50ポイント
200万円以上~400万円未満:100ポイント
400万円以上~600万円未満:150ポイント
600万円以上~800万円未満:200ポイント
800万円以上~1000万円未満:300ポイント
1000万円以上~2000万円未満:500ポイント
2000万円以上:1000ポイント
■マネックス証券
年率換算で0.03%~0.08%※相当のポイントを月1回もらえます。
※一部対象外の投資信託があります
SMT・eMAXIS・ニッセイ<購入・換金手数料なし>・たわらノーロードシリーズなどの、多くのインデックスファンドは0.03%です。
マネックスポイントはamazonギフト券・Tポイント・WAON・セゾン永久不滅ポイント・ANAマイレージ・JALマイレージ・nanacoと交換できます。
■松井証券
なし
■カブドットコム証券
投資信託の月間平均保有額100万円毎に1ポイントを付与します。
100ポイントで1万円の現金と交換可能です。
SMT・eMAXIS・ニッセイ<購入・換金手数料なし>・たわらノーロードシリーズなどの、多くのインデックスファンドはポイント対象外です。
例えば、1000万円分の投資信託を各証券会社で保有した時につく、年間ポイントは以下のようになります。
証券会社 | 年間ポイント 日本円換算 |
SBI証券 | 3000円~2万円 |
楽天証券 | 6000円 |
マネックス証券 | 3000円~8000円 |
松井証券 | なし |
カブドットコム証券 | 1万円※ |
※カブドットコム証券:1年で120ポイントもらえますが、換金できるのは100ポイントごとです
インデックスファンドで運用する場合は、SBI証券・楽天証券のポイント付与率が高いです。
結論 SBI証券・楽天証券がおすすめ
投資信託の運用で利用する証券会社は、営業収益・取り扱い本数・保有ポイント付与率から、SBI証券・楽天証券がおすすめです。
私は、ネット系証券最大手のSBI証券をメインに利用しています。