VIX指数（恐怖指数）とは
「VIX指数CFDで投資のリスクヘッジ」管理人のVIXパンダです。
VIX指数とは、アメリカのシカゴ・オプション取引所が作り出したボラティリティ・インデックス（Volatility Index）の略称です。
VIX指数は投資家心理を示す数値として利用され、数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされており、「恐怖指数」という別名が付けられています。
詳しくはこちらです→VIX指数
VIX指数の値動きの特徴は、平常時は低い値で、株価の暴落時は逆に暴騰することです。
このVIX指数を利用した、より安定的な資産運用法を紹介することが、このサイトの目的です。
VIX指数への投資で得られる利益
VIX指数を買い高くなったら売却する投資法
トレード成績を下の表で紹介します。
※売買基準・直近の投資状況など、詳しくはこちらです→VIX指数への投資法
VIX指数は値動きがわかりやすいため、利益も出しやすいです。
| 年 | VIX指数の 売買回数 |
VIX指数の 売買損益 （カッコ内は 日本円換算） |
最大投資金額 | リターン |
| 2008年 | 3回 | +1500ドル（+16万7685円） | 1950ドル | +76.9% |
| 2009年 | 0回 | - | - | - |
| 2010年 | 1回 | +500ドル（+4万6485円） | 1950ドル | +25.6% |
| 2011年 | 2回 | +1000ドル（+8万7717円） | 1950ドル | +51.3% |
| 2012年 | 1回 | +500ドル（+3万8440円） | 1950ドル | +25.6% |
| 2013年 | 5回 | +1450ドル（+12万5686円） | 4800ドル | +30.2% |
| 2014年 | 8回 | +2350ドル（+24万7314円） | 4800ドル | +49.0% |
| 2015年 | 6回 | +1800ドル（+21万5298円） | 3500ドル | +51.4% |
| 2016年 | 4回 | +1400ドル（+16万8294円） | 3500ドル | +40.0% |
| 2017年 | 0回 | - | - | - |
| 2018年 | 6回 | +2400ドル（+26万5488円） | 3500ドル | +68.6% |
| 2019年 | 4回 | +800ドル（+8万7840円） | 3500ドル | +22.8% |
| 2020年 | 3回 | +1000ドル（+11万700円） | 4850ドル | +20.6% |
| 2021年 | 4回 | +2000ドル（+23万180円） | 1950ドル | +102.6% |
| 2022年 | 1回 | +500ドル（+5万7315円） | 1950ドル | +25.6% |
| 合計 | 47回 | +1万7200ドル（+184万8442円） | - | - |
トレードチャンスがなかった2009年・2017年以外は、毎年プラス運用です。
なお、複雑なテクニカル指標は使っていません。
売買基準・直近の投資状況など、詳しくはこちらです→VIX指数への投資法
VIX指数を売りで保有し続ける投資法
VIX指数には、購入後にレートが上がったら売却して売却益を得る以外に、保有し続ける投資法があります。
GMDクリック証券CFDでは、VIX指数を保有していると、月１回価格調整額が発生します。
GMDクリック証券CFDは取り引き期限がない代わりに、この価格調整額で先物が滅価する帳尻を合わせています。
VIX指数を売りで保有し続けると、下表のように多くの年で価格調整額はプラスです。
| 価格調整額の合計※1 （VIX指数売り） |
価格調整額が プラスの回数 |
|
| 2016年 | +4623円 | 4回／4回中※2 |
| 2017年 | +14151円 | 11回／12回中 |
| 2018年 | -2806円 | 6回／12回中 |
| 2019年 | +11976円 | 11回／12回中 |
| 2020年 | +7321円 | 9回／12回中 |
| 2021年 | +28820円 | 12回／12回中 |
| 2022年 | +15578円 | 9回／12回中 |
※1：VIX指数の保有数量は指数の10倍（約150ドル）です
※2：GMDクリック証券CFDは、VIX指数の取り扱いを2016年8月から開始しました
このように合計ではプラスの運用成績です。
また、VIX指数売りの価格調整額がプラスになるのはどんな時か、わかってきました。
詳しくはこちらです→VIX指数売りを長期保有する投資法
VIX指数へ投資可能なCFD業者
VIX指数への投資方法は、CFDという取引形態で可能です。
CFDは、投資対象の購入に必要なお金を全額用意しなくても、少額で購入できます。
簡単に言うと、FXの何でもあり版です。
FXは投資対象が為替ですが、CFDは投資対象は金や株式、株価指数など何でもありです。
詳しくはこちらです→CFDとは
（FXを知らない人にもわかりやすく説明しています）
また、VIX指数を取り扱っているCFD業者は、GMOクリック証券CFDとIG証券CFDの2社です。
これらCFD業者の手数料や信頼性について、詳しく調べました。
→VIX指数取り扱いCFD業者を比較
VIX指数チャート
以下2つのVIX指数チャート（最安値・最高値）を紹介してます。
・VIX ボラティリティ指数（VOLATILITY S&P 500）チャート
・VIX ボラティリティ指数3ヶ月（CBOE S&P500 3 M Volatility ）チャート
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