日経平均のリスクヘッジ(VIX指数CFDを利用)

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日経平均のリスクヘッジ(VIX指数CFDを利用)

日経平均(日経225)とは

日経平均は、東証1部に上場している約1700銘柄のうち、トヨタ自動車やNTT、キヤノンなどの代表的な225銘柄の平均株価のことをいいます。そのため、日経225とも呼ばれています。

日本株の外国人持ち株比率は30%前後で推移しているため、日経平均の株価は、日本の景気だけでなく、世界の景気にも影響されます。

世界の景気が良くなれば日本株も上がり、逆に悪くなると、日本株も下がります。


日経平均(日経225)過去10年のチャート

日経平均の過去10年のチャートを見ることで、どんな値動きをしてきたか調べてみました。

日経平均 過去10年のチャート

日経平均の過去10年のチャートを見てみると、順調に右肩上がりではなく、2008年10月に起こったリーマンショック、2011年3月の東北大震災、2015年8月の中国発世界同時株安など、下げ相場は多く存在します。

また、2016年11月現在の日経平均株価は18000円前後で、10年前と同程度の水準にあります。


日経平均(日経225)とVIX指数の相関

次に、日経平均の過去10年のチャートに、VIX指数を追加したチャートを見てみます。

日経平均とVIX指数の相関のチャート

予想通り、日経平均が下がると、VIX指数が上昇していることが分かります。
特に2008年8月→12月、2010年4月→5月、2011年7月→8月、2015年8月→9月など、VIX指数が大きく上がる局面では、日経平均株価は大きく値下がりしています。

VIX指数は日経平均のリスクヘッジとして役立ちそうです。


VIX指数を利用した日経平均(日経225)のリスクヘッジ方法

VIX指数は、平常時10~20の範囲で推移しています。

そのため、VIX指数の売買ルールは、VIX指数が19.5(平常時)のときに指値で購入し、24.5(見通し不透明時)になったら指値で売却します。

ただし、19.5で購入後、VIX指数が15.5や13.0まで下がったら、追加購入(ナンピン)し、19.5になったら、それまで購入したVIX指数を全て売却します。


VIX指数を利用した日経平均(日経225)のリスクヘッジ検証結果

では、先ほど決めたVIX指数の売買ルールでトレードした場合、どのような損益になるか検証してみました。

トレード条件
売買単位:VIX指数×100
例)VIX指数19.5の場合、19.5×100=1950ドル分(約20万円)のVIX指数を購入することになります。

VIX指数のトレード成績と日経平均の変動
 年  VIX指数の
 売買回数
 VIX指数の
 売買損益
(カッコ内は
 日本円換算)
日経平均の値動きと損益※1 合計損益
2008年 3回 +1500ドル
+16万7685円
15156円→8860円の下落相場
損益:-6万2960円
+10万4725円
2009年 0回 - 8991円→10546円の上昇相場
損益:+1万5550円
+1万5550円
2010年 1回 +500ドル
+4万6485円
10609円→10229円のレンジ相場
損益:-3800円
+4万2685円
2011年 2回 +1000ドル
+8万7717円
10352円→8455円の下落相場
損益:-1万8970円
+6万8747円
2012年 1回 +500ドル
+3万8440円
8550円→10395円の上昇相場
損益:+1万8450円
+5万6890円
2013年 5回 +1450ドル
+12万5686円
10605円→16291円の上昇相場
損益:+5万6860円
+18万2546円
2014年 8回 +2350ドル
+24万7314円
16148円→17451円の上昇相場
損益:+1万3030円
+26万344円
2015年 6回 +1800ドル
+21万5298円
17702円→19034円の上昇相場
損益:+1万3320円
+22万8618円
2016年 4回 +1400ドル
+16万8294円
18819円→18163円のレンジ相場
損益:-651円
+16万7643円
合計 30回 +1万500ドル
(+109万6919円)
損益:+3万829円 +112万7748円

※日経平均の損益は、日経平均の10倍を1年間保有した場合の損益です
2016年は11月25日時点のデータです。

日経平均のリスクヘッジにVIX指数を活用することで、すべての年でプラス運用になりました。

詳細な売買履歴はこちらをご覧ください↓
VIX指数を利用した日経平均(日経225)のリスクヘッジ売買履歴


日経平均(日経225)のVIX指数リスクヘッジ メリット・デメリット

メリット
・日経平均の過去2回の下落相場(2008年・2011年)では、リスクヘッジとして機能
・日経平均の上昇相場でも、5回中4回でプラス運用
・VIX指数は指値で売買するため、取引画面をずっと見る必要がない

デメリット
・売買回数は少なめ(2009年のようにVIX指数を売買できない年もある)


結論

2008年~2015年の8年間で、日経平均は下落相場が2回(2008年と2011年)ありましたが、VIX指数のトレードで2008年は1500ドル、2011年は1000ドルの利益を出しています。

日経平均のリスクヘッジとしてVIX指数を用いると、全ての年でプラス運用で、資産を減らすことはありませんでした。
VIX指数のトレードは、日経平均のリスクヘッジに利用可能であると分かりました。


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