理想のアセットアローケーション・ポートフォリオを投資の達人に学ぶ!資産運用にベストな配分とポートフォリオは?

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理想のアセットアロケーション・ポートフォリオ

この記事のもくじ
  1. アセットアロケーション・ポートフォリオとは?
  2. 投資の達人に学ぶ理想のポートフォリオと配分比率
  3. イエール大学・ハーバード大学のポートフォリオと配分比率
  4. 10年以上資産運用する場合の理想のポートフォリオと配分比率

1.アセットアロケーション・ポートフォリオとは?

この2つの言葉、非常に間違えやすいのですが、投資の世界ではそれぞれ以下の意味を持ちます。

アセットアロケーション:投資商品の配分比率
例)株式60% 債券40%
アセットアロケーションと言う言葉は、まだあまり浸透していないため、このあとは「配分比率」に統一します。

ポートフォリオ:具体的な運用商品の詳細な組み合わせ
例)株式の内訳(外国株・日本株)債券の内訳(先進国債券・日本債券)

それぞれの意味が分かりましたが、
・どのような投資商品を選べばいいのか分からない
・どのような配分で投資したらいいのか分からない
という方も多いのではないでしょうか?

そこで、特に10年以上継続して投資する場合、投資の達人はどのようなポートフォリオとその配分比率を推奨しているのか調べてみました。


2.投資の達人に学ぶ理想のポートフォリオと配分比率

私が投資の達人として、勝手に尊敬しているのは以下の方々です。

さらに、地域別(日本、先進国、新興国)のGDP(国内総生産)総額の比率を参考に配分比率を決める世界経済インデックスファンドも、理想のポートフォリオと配分比率の参考にします。

では、投資の達人の方々が、著書で推奨されているポートフォリオと配分比率を見てみます。

ポートフォリオと配分比率比較表
投資商品 朝倉智也さん カン・チュンド
さん
川畑明美さん 世界経済
インデックス
ファンド
先進国株 30% 30% 30% 29.95%
新興国株 30% 20% 10% 15.73%
日本株 0% 5% 25% 4.98%
先進国債券 15% 10% 5% 29.28%
新興国債券 15% 5% 5% 15.02%
日本債券 0% 15% 10% 3.82%
先進国リート 0% 5% 7.5% 0%
新興国リート 0% 0% 2.5% 0%
Jリート 0% 5% 5% 0%
10% 0% 0% 0%

投資商品は全てインデックスファンドです。
※インデックスファンド:市場平均(ベンチマーク)と同じような運用を目指すファンド

どの達人も株式の配分が50%以上となっていることがわかります。その反面、債券、特に日本債券は少なめです。

また、川畑明美さん以外は日本株の配分を0~5%と少なめに設定しています

なぜこのような配分が良いのか、それぞれの著書におけるコメントを見てみましょう。

投資の達人 コメント
投資の達人 コメント
朝倉智也さん 私たちは公的年金や企業年金、預貯金や保険など、資産のかなりの部分を
国内に投資しています。
そして、今後受け取るであろう給料は、日本円がほとんどのはず。
自分の裁量で運用できるお金を、さらに国内資産に投じなくても
よいのではないでしょうか。
カン・チュンド
さん
何か参考にするとすれば、やはり世界のGDPだと考えています。
今後の世界経済の発展にお金を託すとすれば、GDPの比率に準じて資産を
配分するのが合理的です。
川畑明美さん 安定しながらも高いリターンが見込めるのは、1番が先進国株、
2番目が日本株です。
究極のポートフォリオを目指す場合、最終的にはこの2種類の資産を
多く保有するのが理想です。

では、それぞれの投資商品はどのようなリターンだったのか、過去10年のチャートを見てみましょう。

投資商品の過去10年チャート

少しわかりづらいので、チャートを
・株とリートグループ
・債券と金グループ
に分けました

株とリートグループの過去10年チャート

株とリートグループでは、以外にも一番リターンが高いのがJリートで10年で1.68倍、あとは先進国株1.66倍、日本株1.57倍、先進国リート1.50倍、新興国株1.11倍です。


債券と金グループの過去10年チャート

債券と金グループでは、一番リターンが高いのが金で10年で1.28倍、あとは先進国債券1.27倍、日本債券1.21倍、新興国債券1.18倍です。

これからの今後10年も、このチャートと全く同じ動きをする保証はありませんが、似たような傾向になることが予想されます。

つまり、
株とリートグループのリターン > 債券と金グループのリターン
は変わらないでしょう。

そのため、10年以上長期投資する場合、リスクは高くなりますが、リターンが低い債券・金の比率を0にすることも「あり」です。

また、新興国株・新興国債券は2008年~2017年のリターンがそれほど高くありませんでしたが、これから多くの新興国で人口ボーナス期に入ることもあり、今後はその分の伸びしろが出てくると思われます。


3.イエール大学・ハーバード大学のポートフォリオと配分比率

また、巨額の資金を運営しているイエール大学・ハーバード大学は、年代ごとにポートフォリオと配分比率を公開しています。

イエール大学・ハーバード大学のポートフォリオと配分比率
投資商品 イエール大学
(2001年)
イエール大学
(2014年)
ハーバード大学
(2008年)
ハーバード大学
(2015年)
絶対リターン 47.5% 51% 29% 34%
米国株式 15% 6% 12% 11%
米国以外の株式 10% 13% 22% 22%
債券 10% 5% 16% 10%
実物資産 17.5% 25% 26% 23%
現金 0% 0% -5% 0%

どちらの大学も、配分比率は絶対リターンを目指す投資商品が1番高く、さらに昔よりも今のほうが配分比率も高くなっていることがわかります。

絶対リターンを目指す投資の場合、イエール大学・ハーバード大学はヘッジファンドなどの外部の運用会社を使います。ただし、このような投資専門の会社に運用を外部委託する場合、個人レベルの預貯金では相手にしてもらえません。

そのため、
「絶対リターンを目指す投資商品をポートフォリオに組み込むのは個人には無理では?」
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

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これからは、より高い運用成果を得るために、絶対リターンを目指す投資もポートフォリオに組み入れるべきでしょう。


4.10年以上資産運用する場合の理想のポートフォリオと配分比率

投資の達人方や大学のポートフォリオを参考に、10年以上資産運用する場合の理想のポートフォリオと配分比率を調べました。

理想のポートフォリオと配分比率
投資商品 配分比率
絶対リターン 10%
先進国株 30%
新興国株 20%
日本株 8%
先進国債券 8%
新興国債券 8%
日本債券 0%
先進国リート 8%
新興国リート 3%
Jリート 5%
0%

国内資産
朝倉智也さんが言われるように、リスク分散の意味では、国内資産(特に日本債券)に投資する必要はないと思われます。

それに、今後は人口がどんどん減っていく日本国内で、グローバルに展開していく企業以外の株価の上昇は期待できません。そのため国内資産の配分は少なめにしました。

株と債券の比率
10年以上の長期投資では、債券よりも株のほうがリターンが高くなる傾向にあります。
そのため、株の比率を債券よりも高くしています。

絶対リターン
絶対リターンについては、どんな相場でも利益を狙える独自の投資法を探すのがベストと思われます。

私の場合は、VIX指数を利用した絶対リターンです。
VIX指数への投資法←VIX指数買いで絶対リターンを目指す投資法です
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