VIX指数・原油でのコンタンゴとは?

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VIX指数・原油でのコンタンゴとは?

この記事のもくじ
  1. コンタンゴとは?
  2. VIX指数でのコンタンゴ
  3. 原油でのコンタンゴ

1.コンタンゴとは?

VIX指数や原油の取引について調べる際、たまに出てくる言葉「コンタンゴ」。
はじめて聞く方にとっては、何のことかわかりませんよね?

コンタンゴとは、一言でいうと
「保有商品を安く売って、売った価格より高く買いなおす取引」
です。

普通の取引では、こんなバカなことはしません。
コンタンゴは、取り引き期限が決まっている「先物取引」でのみ発生する現象です。

先物取引:取り引き期限のある商品を、現時点で取り決めた価格で取り引きすること

先物取引では、取り引き期限が決まっていて、投資対象が同じでも、取り引き期限が違うと、価格も違います。

例)
(A)取り引き期限3月17日のVIX指数先物 12.08ドル
(B)取り引き期限4月17日のVIX指数先物 13.53ドル

上の例でいうと、取り引き期限が近い(A)のVIX指数を売却し、取り引き期限が先の(B)のVIX指数を買いなおすと、
「(A)の価格 <(B)の価格」
のため、コンタンゴで取引したことになります。

ちなみに先物取引では、取り引き期限が近い投資商品から、取り引き期限が先の同一投資商品に乗り換えることをロールオーバーと言います。

なお、コンタンゴとは逆に、
「(A)の価格 >(B)の価格」
の場合での取引は、バックワーデーションという取引になります。

つまり、
乗り換える(ロールオーバーする)ことで損失発生→コンタンゴ
乗り換える(ロールオーバーする)ことで利益発生→バックワーデーション
となります。


2.VIX指数でのコンタンゴとは?

VIX指数に投資する場合、下の3つが主な投資対象になります。

投資対象はいずれもVIX指数「先物」で、コンタンゴかバックワーデーションが発生します。
VIX指数では、
・市場が堅調 or 波乱が起きて一定期間経過 → コンタンゴ
・波乱が起きている最中 → バックワーデーション
になります。

例)GMOクリック証券CFDで、VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)を取引する場合
この例では、毎月ロールオーバー(GMOクリック証券CFDでは価格調整額と呼んでいます)が発生します。
※GMOクリック証券CFDは、2016年8月からVIX指数の取り扱いを開始し、ロールオーバーによる価格調整は2016年9月から発生しています

2017年VIX指数買い ロールオーバー(価格調整額)表
 1月  2月  3月  4月  5月  6月
 -1961円  -1555円  -1281円 +1481円 -1097円 -865円
 7月  8月  9月  10月  11月  12月
-996円 -1493円 -1549円 -1596円 -1616円 -1620円

2016年VIX指数買い ロールオーバー(価格調整額)表
 7月  8月  9月  10月  11月  12月
- -  -542円  -969円  -866円  -2246円

この表からわかるように、ほとんどの月でマイナス、つまりコンタンゴの取引となっています。
つまり、市場の混乱はたまにしかなく、あったとしてもすぐに冷めるため、ロールオーバー中のバックワーデーションは、ほとんど発生しません。

逆に、VIX指数の売りポジションを保有すると、価格調整額はプラスになります。
つまり、保有し続けると価格調整額をもらい続けることができます。

この、VIX指数のコンタンゴを利用した投資法について、詳しく検証しています。
VIX指数売りを長期保有


3.原油でのコンタンゴとは?

原油先物取引は、以下のCFD業者で取引可能です。

このうちGMOクリック証券CFDは、毎月ロールオーバーが発生していますので、2014年~2016年の過去3年間のロールオーバー(価格調整額)を見てみましょう。


2016年原油先物 ロールオーバー(価格調整額)表
 1月  2月  3月  4月  5月  6月
 -1129円  -2578円  -1691円  -1445円  -719円  -573円
 7月  8月  9月  10月  11月  12月
 -708円  -691円  -623円  -415円  -556円  -1264円

2015年原油先物 ロールオーバー(価格調整額)表
 1月  2月  3月  4月  5月  6月
 -503円  -929円  -2233円  -1675円  -1180円  -505円
 7月  8月  9月  10月  11月  12月
 -384円  -659円  -348円  -605円  -1295円  -1503円

2014年原油先物 ロールオーバー(価格調整額)表
 1月  2月  3月  4月  5月  6月
 -229円  +450円  +933円  +891円  +477円  +357円
 7月  8月  9月  10月  11月  12月
 +1246円  +2748円  +1174円  +736円  -46円  -391円

原油先物では、
・原油の保管コストが原油の需要の伸びを上回る→コンタンゴ
・原油の保管コストが原油の需要の伸びを上回る→バックワーデーション
となります。

2014年~2016年のロールオーバーでは、コンタンゴ27回、バックワーデーション9回でした。
原油は保管コストが高く、コンタンゴになる確率は75%です。

コンタンゴ率90%以上のVIX指数先物と比べると、原油先物はバックワーデーションが発生しやすくなっています。

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